暑い夏の日が続くと、外遊びが難しくなり、放課後等デイサービスでも室内での活動時間が長くなります。
夏休みともなると、長い時間お預かりすることも多く、支援を考えることも大変ですよね。
そんな時に子供たちが楽しく過ごせる、室内でできるゲームをご紹介します。
どのゲームも特別な準備は最小限で、様々な特性を持つ子供たちが一緒に楽しめるものばかりです。
ワクワクドキドキ!宝探しゲーム

遊び方: 室内の様々な場所に小さなカードやおもちゃを隠し、ヒントを出しながら子供たちに探し てもらいます。
「青い箱の近く」「みんながよく座る場所」など、分かりやすいヒントから始めて、徐々に難しくしていきます。
ポイント
- チーム戦にすることで、協力させよう
- 年齢や発達段階に応じてヒントの難易度を調整
- 発見した時の達成感が自信につながる
定番だけど盛り上がる!フルーツバスケット

遊び方 :椅子を円形に並べ、参加者より1つ少ない数を用意します。
一人が真ん中に立ち、「りんごの人」「バナナの人」などフルーツの名前を呼びます。呼ばれた子は別の席に移動し、座れなかった人が次の鬼になります。
ポイント
- 体を動かしながらも安全に室内で楽しめる
- 集中力と反応力が身に着く
- フルーツのお面やカードを付けると、わかりやすい
表現力アップ!ジェスチャーゲーム

遊び方 :動物、職業、身近なものなどをカードに書いておき、一人ずつ引いて身振り手振りで表現します。
他の参加者は何を表現しているかを当てます。
言葉を使わずに表現するのがルールです。
ポイント
- 表現力や想像力を自然に育もう
- 言葉でのコミュニケーションが苦手な子も活躍
- 見ている側も一緒に楽しめる
- 難易度を調整しやすく、誰でも参加可能
アイデア無限大!新聞紙ゲーム

遊び方 :新聞紙を使った多彩な遊びができます。
音楽に合わせて新聞紙の上で踊り、音楽が止まったら座る「新聞紙ダンス」、新聞紙を徐々に小さく折りたたんでバランスを取る「新聞紙島」、丸めてボールを作り的当てなど、様々なバリエーションが楽しめます。
ポイント
- 身近な材料で手軽に始められる
- 創造性と工夫する力が身に着く
- 体のバランス感覚アップ
- 後片付けも学習の一環として取り組ませよう
頭と体を同時に使う!しりとりリレー

遊び方: 通常のしりとりに動きを加えたゲームです。
「動物しりとり」なら答えを言いながらその動物の真似をする、「食べ物しりとり」なら食べる真似をするなど、テーマに応じた動作を組み合わせます。
ポイント
- 語彙力と表現力を同時に伸ばそう
- 体を動かすことで集中力が持続しやすい
- みんなで笑いながら楽しめる
- ルールが分かりやすく、初めての子もOK
ゲームを成功させるコツ
柔軟性を大切に
子供たちの様子を見ながら、ルールを臨機応変に調整することが大切です。誰もが楽しめるよう、必要に応じて特別ルールを設けたり、役割を変更したりしましょう。
安全第一
室内でも転倒や衝突に注意が必要です。事前に安全な環境を整え、興奮しすぎた時は一度休憩を入れるなど、安全管理を徹底しましょう。
みんなが主役
得意不得意は人それぞれです。一人ひとりが輝ける場面を作り、お互いの良さを認め合える雰囲気作りを心がけましょう。
まとめ
暑い夏でも、工夫次第で室内を楽しい遊び場に変えることができます。
これらのゲームは準備が簡単で、様々な特性を持つ子供たちが一緒に楽しめるのが魅力です。
子供たちの笑顔あふれる夏の思い出作りに、ぜひ活用してみてください。
大切なのは、ゲーム自体よりも、みんなで一緒に過ごす時間の楽しさです。
子供たち一人ひとりの個性を大切にしながら、安全で楽しい活動時間を提供していきましょう。
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